タイトルがちょっと怖いですね。
私の祖母は、私が25歳の頃に亡くなりました。
姉に聞いたら、98歳で亡くなったはず、とのこと。
めちゃ長生きでびっくり!!
祖母には、割と小さい頃から可愛がってもらった記憶。
「あんたは優しいね」
「あんたはおしゃれさんだね」
と、よく頭撫でながら言ってくれたのをほんのり覚えています。
祖母が亡くなって17年が経った。
そんな今、祖母に苦しめられた出来ことがあった。
ある夜のこと。
眠っていて、息が苦しくなった。
何か溺れるような感覚で、モゴモゴ・アップアップしていたのだ。
空気を飲み込むにも飲み込めない、出すこともできない、どうしたらいいの?
そんなときと同じくして。
パパはふと目が覚めた。
なんとなく、隣で寝ている私に目をやると、誰か白い影の人が私の顔に覆い被さっているように見えたと。
怖くなって、見ないふりして眠った、と言っていた。
それを翌日聞かされて、確信した。
(あ〜、誰かが入ったんだわ)と。
いつも相談に乗ってもらっている方に連絡を取り、視てもらった。
「あ〜、おばーちゃん入ってるね。笑ってるよ、おばーちゃん。イヒって笑ってるよ」
と。
その方曰く、祖母はもっと長生きがしたかったそうです。
まだまだやりたいことあったのに。
若くなって、また男にチヤホヤされたい。
この若い体がほしい、私のものにしよう。
と、喚いていたそうです。
このままじゃ、私の体を全て乗っ取られる、とのことでした。
実の祖母が、実の孫に対してすることじゃないでしょう?
驚きですよね。
あの世では、誰もチヤホヤしてくれなかったのでしょうか。
私は歌がうまくて、いつもほめられていたんだよ。
私は綺麗でモテてたんだよ。
男の人がほっとかなかったんだよ。
そんなことを、生前よく言っていた祖母。
死んでも尚、そうありたかったのでしょうか。
素直に、私の体から抜けてくれなかったので、対処することとなった。
結果、祖母は家の中から追い出されたのです。
成仏できる時に成仏せず、生に執着した先が、地獄でした。
言って聞かない時は、【消す】ことになるそうです。
私は、悔いのないように生きて、死んだら葬儀できちんと上に上がらせてもらおうと、心に刻み込んでおきました。
成仏は、できるチャンスの時にちゃんとしておいた方が、得策です。
この、私の中に入った祖母の状態。
非常に良くない。
結構、体の芯まで入りつつあったというか。
乗っ取られる寸前、というところだった。
危なかった、ほんとに。
このときの対処は、いつも相談に乗ってもらっている方にしていただきました。
私は、デーンと普通に生活していたと思います。
普通に、と言っても。
霊が体に入ってるので、しんどいんですよね。
心ここにあらず、体力は湧き上がらない、やる気もでない。
ただ、ことがすぎるまで、日々を無事に過ごすことのみ。
身近に、対処してくれる方がいるというありがたさ。
なにかと、お世話になっています。
そして、私の中に亡き者が入ったというのは、この1件だけではないのです。
また、改めて書きたいと思います。