script async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js">

Amazonで本を4冊購入した話、泣いた話

コロナ騒動で、やたらと制限がでました。

 

 

まず、大好きな週2回のフットサルが中止。

 

2月末の女子フットサル大会が中止。

 

 

4月の女子奄美女子フットサル大会も中止。

 

 

 

図書館休館。

 

子供たち休校。

 

 

 

制限多すぎるな。。。。

 

 

 

 

と言っても、仕事は相変わらずあるんです。

 

体調だましだましやってたけど、2日間お休みをもらったりもしましたけど。

 

 

 

ちょっと時間ができそうだな、と思うと本が読みたくなる病がでますよね。

 

 

図書館は休館だし、買うしかない。

島の本屋さんは、たいして品揃えもないし。

 

 

てことで、Amazonみました。

 

 

Twitterにて、オススメの本ありますか?と問いかけたら、親切に教えてくれて。

 

 

いろいろ検討した結果、4冊の本をぽちりました。

 

 

ナミヤ雑貨店の奇蹟、重力ピエロ、桜のような僕の恋人、陽気なギャングが地球を回す

 

 

ナミヤ雑貨店の奇蹟、重力ピエロ、桜のような僕の恋人は読みました。

 

 

学生の頃よく読んでいたのは、赤川次郎作品。

推理が楽しかった。

 

犯人とか、動悸とか、人間関係を想像しながら読み進めるのが好きだった。

 

 

最近は、いろんなジャンルを読みたいと思っていた。

 

 

ナミヤ雑貨店はSFチックな推理チックな話。

 

ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)

ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)

  • 作者:東野 圭吾
  • 発売日: 2014/11/22
  • メディア: 文庫
 

 

現実と未来が同時にある感じ。

 

 

これも、登場人物の関係性を考えるのが楽しかった。

 

 

最終的に、ちょっと残念だけど、パッとしなかった印象が残る。

 

 

 

重力ピエロは、伊坂幸太郎作品だけど、懐かしの赤川次郎を感じた。

 

重力ピエロ (新潮文庫)

重力ピエロ (新潮文庫)

 

 

楽しかった。

ただ、割と始めの当たりでだいたい読み解けてしまって、わくわく感はちょっと低めだった。

 

 

とことん、「性」にこだわった作品だった。

 

「性」といってもただいやらしいだけではなくて、生きるためというか、切っても切れないというか、そういう本質的なところに踏み込む感じかな。

 

 

もう少し、わかりにくくてもよかったな~。

 

 

 

今日一日、仕事のこまごま休憩時間で読み切ってしまった、桜のような僕の恋人。

 

桜のような僕の恋人 (集英社文庫)

桜のような僕の恋人 (集英社文庫)

  • 作者:宇山 佳佑
  • 発売日: 2017/02/17
  • メディア: 文庫
 

 

これは、4冊ぽちった中で唯一の恋愛小説だ。

 

1冊は恋愛ものを買う、と決めて選んだ本だ。

 

 

これはね、単純に私が張る生まれで、桜が好きだからという理由で選んだ本なんだ。

 

 

読んだら、やばかった。

 

 

仕事場にもかかわらず、涙ぐんで、目元うるうる崩壊しそうだった。

 

 

これはせつなすぎる。

 

 

最初は、うんうん、物語的によくある展開だよね、とか思ってたんだけど。

 

半分過ぎたら、どんどん重くなった。

 

切なくなった。

 

後半、涙出る。

 

 

これは、一人きりで読むことを勧めたい。

 

 

仕事休憩時間で読み切れず、帰宅してから読んだ。

 

 

いつも、帰宅して1時間程休憩をする。

 

飲み物飲んだりして、一息をつくのだ。

 

 

その時間に、この本の残りを読んだのだ。

 

 

子供も、パパさんもすぐそこにいるというのに、グスグスっと泣いてしまっていた。

 

 

切なすぎる。

 

 

ネタバレとか嫌なので、本読んだ感想とかあまり書きたくないけど。

 

少しだけ書かせてもらうと、桜のような僕の恋人には、早老症という病気が出てくる。

 

桜のような恋人が、その病気におかされた。

 

 

人生これから!というときにこの病を発症した女の子。

 

女の子と恋人、家族の心情がたまらなかった。

 

 

女の子は、誰だって好きな人にはいいところだけをみてもらいたいと思うもの。

女の子にかぎらないと思うけど。

 

 

人の何十倍も早く老化していくという病気。

そんな状態で、恋人と時間をすごせる希望もなく。。。。。

 

 

別れを告げる。

それも、自分が嫌われるように仕組んで。

 

夢だった仕事も、迷惑をかけるとわかりながら急に辞めた。

同じく、ひどい言われようのままに。。。

 

 

 

人の何十倍も早く年を取る。

 

現実に、私の母は難病にかかりあっという間にやせこけ、老人になった。

病気は違うけど、同じだと感じた。

 

この桜のような彼女と、自分の母親を重ねてしまった。

 

 

お母さんも、日に日に衰えていくなかで、いろいろと考えたのかもしれない。

悩んで、悔やんでいたに違いない。

 

 

当時、沖縄に住んでいた私の沖縄の自宅にて母が漏らした言葉がある。

 

「ここ(アパート4階)から飛び降りたら死ねるかな」

 

ぎょっとした。

 

そこまで思い詰めてるとは、思っていなかった。

 

 

病気は、結局当事者にしか辛さはわからない。

 

家族でさえ、本当の気持ちを共有できることはない。

 

 

本人が、何を考えてるかなんて、本人にしかわからない。

巧妙に嘘をつかれたら、それまでだ。

 

 

宇山圭佑作品、初めて読みました。

桜のような僕の恋人。

 

桜のような僕の恋人 (集英社文庫)

桜のような僕の恋人 (集英社文庫)

  • 作者:宇山 佳佑
  • 発売日: 2017/02/17
  • メディア: 文庫
 

 

 

ただのれない小説ではない。

人生も考える。

自分の生き方も考える。

 

自分の今に行き詰ってる人、ぜひ読んでみてほしい。

 

 

 

さて。

 

明日から、残る1冊、陽気なギャングが地球を回すを読みますか。

 

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)